
著者 | デイヴィッド・ゴードン 著 浅田 仁子 訳 |
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ジャンル | ビジネス > コミュニケーション 心理学 > 心理学読み物 |
書店発売日 | 2014/03/11 |
ISBN | 9784788908123 |
判型・ページ数 | A5・293ページ |
定価 | 3,740円(税込) |
ブックス
心理療法やNLP(神経言語プログラミング)の文脈でいう「メタファー」とは、簡単に言うと「たとえ話」のことです。
本書は、何らかの問題を抱えている人に対して、「たとえ話」を話すことで気づきを促し、問題解決へと導く技法を体系化してまとめたものです。
アドバイスでは「~するといいですよ」「~したら?」という直接的表現を用いるのに対し、メタファーではこうした直接的表現を用いず、相手に気づいてほしいことを「お話」の中に埋め込んだうえで伝えます。そのため、聞き手側に意識的な抵抗が起こりにくく、素直に聞いたうえで、いまの自分に必要なことをみずから発見していきます。
こうした技法は、特段目新しいものではありませんが、聞き手一人ひとりにぴったりと合う効果的なメタファーをどのようにつくっていったらよいか、ということが体系的にまとめられた本は、これまでほとんどありませんでした。
本書では、NLPの基本概念を活用しながら、効果的なメタファーのつくりかたを伝授します。
なお、本書はNLPの入門書を読んだことのある方を対象にしたものです。「ミルトンモデル」「表象システム」「サブモダリティ」といった概念をご存じでない方は、これらについて解説されている入門書を1冊読まれた後に、本書をお読みください(小社では、NLP入門書として『脳と言葉を上手に遣う NLPの教科書』(前田忠志著)を刊行しております)。