カウンセラーが語る「私」の原体験
著者 | 菅野 純 著 |
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ジャンル | 心理学 > 心理学読み物 プリント・オン・デマンド(POD) |
書店発売日 | 2015/09/16 |
判型・ページ数 | 226ページ |
定価 | 2,200円(税込) |
フォーマット | 価格 |
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単行本 | 定価2,200円(税込) |
電子書籍 | - |
ブックス
カウンセラーが語る「私」の原体験
カウンセラーが語る「私」の原体験
著者 | 菅野 純 著 |
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ジャンル | 心理学 > 心理学読み物 プリント・オン・デマンド(POD) |
書店発売日 | 2015/09/16 |
判型・ページ数 | 226ページ |
定価 | 2,200円(税込) |
フォーマット | 価格 |
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単行本 | 定価2,200円(税込) |
電子書籍 | - |
家族は「関係」ではなく「存在」であった。いまの自分の問題の解決や改善につながっていく。
仕事で「愛情エネルギー」を使い切ってしまう父・母、「どうだ、お父さんはすごいだろう!」----父親だけが「自己実現」を果たしている家族(または家族の誰か一人だけが「自己実現」していて、他はその犠牲になっている家族)、父・母が自分の殻に閉じこもり、子は「代理家族」の誰かを外に求めるという家族、祖父母の干渉が強く孫の人間的成長が阻害されている家族。→人は、過去にさまざまな家族体験を有しているが、それらをどのように思い出し、いまどのように捉えているかは、その人の「現在」に関わっています。
著者は、心理学の研究・教育者、カウンセラーとして、自分の外に問題を設定し、それと取り組んできましたが、子どもが陥るさまざまな問題に向かう中で、自分自身の心の探求が十分でないことに気づく。すなわち、「自分がどのような心の傷を持ち、それに対してどのような手当がなされ、その後遺症が現在の自分にどのような形で残っているのか」。その「自己探求の旅」として、著者は自分の家族体験を掘り下げます。子どもの頃、父母、祖父母、姉は自分にはどう見えたか、何を記憶し、どう理解しようとしていたか。老いた親との関係のなかで、家族のあり方はどう変わっていったかなど、「そうでしかありえなかった家族のあり方」への視線を深め、そこに「自分」をあらためて見出していきます。
本書は、このように家族という問題をめぐって、とくに著者自身の家族体験を掘り起こしていく中で、家族と家族の中の個人の問題、そこにおける人の孤独や覚悟といったことなどを、エッセー風の読み物として、16項目ほどの見出しのなかで考えていった本です。
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