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ガラスペンでなぞる恋する古典

源氏物語と枕草子篇

いま流行りのガラスペンとインクで心ゆくまで堪能するなぞり書きブックが登場! 5種類の用紙&さまざまな書体を味わえます!

著者 choudo
赤間 恵都子 監修
ryuku イラスト
ジャンル 生活実用・教養
書店発売日 2023/08/09
ISBN 9784788926288
判型・ページ数 B5変・96ページ
定価 1,760円(税込)

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目次

[作品解説]
恋する古典 2人の女流作家が描く平安の恋
紫式部と清少納言の素顔

第1章 源氏物語

[作品解説]
美しき光源氏を取り巻く十人十色の女心 光源氏の恋
光源氏が愛した女性たち

【桐壺巻】最愛の妻への情歌
桐壺帝から桐壺更衣を思って

【若紫巻】憧れのひとへの恋慕
光源氏から藤壺中宮へ

【若紫巻】美しい少女との出会い
光源氏から紫の上へ

【葵巻】愛執から生霊となって訴えた歌
六条御息所から光源氏へ

【澪標巻】身分差に悩みつつ身を焦がす恋心
明石の君から光源氏へ

【空蝉巻】冷たい女を装い隠した恋心
空蝉が余白に書いた想い

など

第2章 枕草子

[作品解説]
華麗で才知溢れる後宮主人への恋心 枕草子の恋
清少納言の恋愛事情

【第一三〇段】恋の誘いに対する絶妙な返し
清少納言から藤原行成へ

【第八〇段】元夫への絶縁状
清少納言から橘則光へ

【第二二五段】離れて募る思い
中宮定子から清少納言へ

【第二七段】心がドキドキするもの
恋人を待つ時間

【第二六段】その話は聞きたくない
嫉妬心

【第二五八】うれしく感じるもの
乙女心

など

内容紹介

ガラスペンでなぞる恋する古典

ガラスペンでなぞる恋する古典

ガラスペンでなぞる恋する古典

■物語の世界観に浸りながらなぞり書き

古典文学の最高傑作とされる
『源氏物語』と『枕草子』

ふたりの女流作家が描くさまざまな想いを、
なぞり書きで感じることができます。

手書きを楽しめる5種類の用紙や、
作品世界に合う和風書体からユニークな書体まで28種類を体験できます。
さらに人気イラストレーターryukuさんによる、
書き下ろしイラストが作品世界を鮮やかに彩ります。

作品解説を読むことで、
物語を知る楽しさも同時に味わうことができる他にはない一冊。

■手書きを楽しめる5種類の用紙

・OKピクシード01……やわらかな紙質でインクのりがよい紙

・HSライトフォース……軽やかでソフトな手触りのマット紙

・スライトホワイト……きめ細やかで塗り絵の紙に使われることが多い

・金門……独特の風合いを持つ半晒のクラフト紙

・b7トラネクスト……軽やかなのに厚みのある紙


【編者】choudo(チョウド)
文具や雑貨など、暮らしに寄りそうアイテムをテーマにした本を制作する編集チーム。作り手や業界に精通する知識人、ファンへの取材を通して、耳より情報を編集し、さまざまな媒体で発信している。最近では、イベントやアイテムのプロデュースを手掛けている。

【監修】赤間恵都子(あかま・えつこ)
石川県金沢市生まれ。
『枕草子』を中心に平安女流文学を研究。日本女子大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。十文字学園女子大学名誉教授。
著書に 『歴史読み枕草子―清少納言の挑戦状』(三省堂、2013年)など。

【イラスト】ryuku(リュウク)
北海道生まれ。制作会社を経てイラストレーターとして活動をはじめる。見る人がやさしい気持ちになるような表情とポーズ、動きのあるイラストレーションが持ち味。『まいにちが嵐のような、でもどうにかなる日々』(KADOKAWA)等、多数の書籍の絵を手がけている。