世の中を変えるのは「バカ者」であり異論を排除しないことが人も組織もイノベーティブに保つ秘訣。ポストコロナの新しい価値観とは。
著者 | 和田 秀樹 著 |
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ジャンル | 生活実用・教養 > 教養 |
書店発売日 | 2020/09/18 |
ISBN | 9784788925137 |
判型・ページ数 | 4-6・246ページ |
定価 | 1,540円(税込) |
ブックス
不安の隣で生きていく、ポストコロナの新しい価値観とは
否定や中傷が渦巻くSNS、ギスギスした世の中。意見の異なる人を「バカ」と蔑み、罵倒することが当たり前の時代。コロナの影響もあって不安の感情がかつてないほどに高まっている。
本書は、世間からバカと呼ばれ、常識の埒外にある人たちが歴史の歯車を回してきたことに触れながら、バカという生き方こそがポストコロナの新しい価値であることを訴える。 世の中を変えるのは「よそ者」「ばか者」「若者」である。つまり異論を排除・拒否しないことが、人も組織もイノベーティブに保つ秘訣なのだ。他人をバカと罵倒するのは劣等感の心理。
そんなマイナスの感情から遠く離れ、「小さな肝試し」で前に進んでいく、自己肯定感を高め、人生を豊かにする「バカという生き方」のささやかな一歩について、ベストセラー連発の精神科医がやさしく語りかける。
【著者紹介】和田秀樹 (わだ・ひでき)
1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒。東京大学医学部付属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学学校国際フェローを経て、現在は精神科医。国際医療福祉大学大学院教授(臨床心理学)。和田秀樹こころと体のクリニック院長。一橋大学経済学部非常勤講師。川崎幸病院精神科顧問。1998年、2003年に日本人で初めて、米国最大の精神分析学派である自己心理学の国際年鑑『Progress in Self Psychology』に論文が掲載される。劇映画初監督作品の『受験のシンデレラ』が、2007年モナコ国際映画祭で最優秀作品賞受賞。